ワラントプット・コールレシオを操ろう

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ワラントプット・コールレシオは、ワラントのとプットの売買量から、相場の天井や底値を見極めることができる指標です。
国内株式、国内株価指数を対象としたeワラントから、以下の計算式で算出されています。

PCレシオ　＝（プット売買金額／コール売買金額）の5日移動平均

日経平均株価とプット・コールレシオの２本の線であらわし、グラフにしたものです。

ワラントプット・コールレシオが底値付近でさしていると、強気相場が続き、株価上昇期待からプットよりコールの売買割合が極めて大きい状態です。つまり、相場が過熱気味、天井圏であることを示します。
後々みていくと、ここがプットワラントの買い場であったということになります。

逆に、ワラントプット・コールレシオの上値にある場合、プットワラントの売買割合が大きい状態です。
こうしたとき、相場の暴落局面では、皆が弱気になりプットの割合が増える傾向があります。大暴落のあと、上値以上の値を示した場合、相場の大底圏である可能性が高いということです。

ワラントプット・コールレシオを確認しながら、コールとプットのポジションの比率を調整するとよいかもしれません。

ただし、ワラントプット・コールレシオはあくまでも指標の一種であり、必ずしも将来の結果を保証するものではありません。最終的な投資の判断は、ご自身の責任で行ってください。

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